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2023.6.15

ビジネスシーンの「贈答品」とは?経費になるもの、ならないものの違いは?

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ビジネスシーンでは、取引先と贈答品のやりとりをする機会も多いのではないでしょうか。

季節のイベントやお祝いのタイミングなど、種類もさまざまにあるためいつ、どんな贈り物をすべきなのか、社会人として最低限チェックしておきましょう。

その際「かかった費用は経費にして良いのか?」「良好な人間関係を続けるために注意しなければいけないことは?」といったポイントも、あわせて確認しておきましょう。

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ビジネスシーンではどんなタイミングで贈答品が必要になる?

贈答品とは、取引先や顧客などの相手へ贈るいわば「プレゼント」や「ギフト」のことです。

わかりやすいものとして、例えばお中元やお歳暮などが挙げられます。

これらはビジネスシーンだけでなく、親族などプライベートのお付き合いでも贈り合うためイメージしやすいのではないでしょうか。

お中元、お歳暮というしっかりした形の贈答品に限らず「今年もお世話になりました」という年末の挨拶や「今年もよろしくお願いします」という年始の挨拶に用意されることもあります。

そのほか、なにかおめでたいイベントがあったときにお祝いとして贈答品を贈るケースもあります。

例えば周年祝い、昇進祝い、開店、開業、開院祝いといったお祝いです。

周年祝いなど会社全体のお祝いとして贈る場合もあれば「お世話になっている担当者さんに子どもが産まれたと聞いて出産祝いを贈った」というようなプライベートなお祝いとすることもあります。

プライベートな贈答品には、そのほかにも「体調を崩し入院していたのでお見舞いや快気祝いを贈った」「自分の個人的なお祝いをいただいたので、内祝いを用意した」という場合もあります。

さらに、取引先訪問時の手土産や、出張で遠方へ行った時のお土産なども贈答品に含まれます。

ビジネスシーンで用意した贈答品は経費になる?

このような贈答品を用意する理由として、多くの場合「取引先や顧客と、今後ともいい関係を築きビジネスにつなげていきたいから」という思いがあるでしょう。

そう考えれば、贈答品の用意にかかる費用はビジネスのための費用となるわけですから、会社の経費になるのでは……と思えますよね。

しかし、全てのケースで贈答品の費用が経費になるわけではありません。

贈答品の購入費用が経費として認められるのは、あくまで企業に関するシーンだけです。

もちろん上記のような「取引先との関係性を良好にするため」という理由があり、実際にそれを通じて事業の利益につながるのであれば、経費として認められることもあるでしょう。

しかし企業を介さない、完全に個人的な付き合いの中で贈答品を用意したときには、経費になりにくいと言えます。

例えば「取引先の相手の子どもと自分の子どもが同級生で、子ども同士のやりとりの中で用意した贈答品」などは経費になりません。

「取引先の相手」というつながりはあるものの、直接的な関係があるのはあくまで子ども同士であり「子ども同士の友人関係」という目的のための贈答品です。

この場合は贈答品を用意したことが事業につながるとは言えません。

このほか当然のことながら「購入した贈答品を自分で使う」などのケースでも、費用を経費で落とすことはできません。

贈答品を経費で用意するときに注意すべきこと

贈答品を用意するときには「経費になるかどうか」だけでなくそのほかのポイントにも十分注意したいものです。

贈り方によっては例えば、受け取った相手が「突然贈られてきたから困った」という状態になりかねません。

そのため必ず、贈る前に相手方へ連絡しましょう。

事前に送り状を送付するなどして「近いうちに贈答品が届く」ということがわかる状態にしておくことがマナーです。

そしてお中元やお歳暮のように、贈る時期が限定されているものであれば必ず「贈るのに最適なタイミング」を逃さないようにしてください。

例えばお中元なら、だいたい7月初旬ごろから徐々に贈りはじめます。

そして、遅くとも8月の中旬ごろまでに贈るようにしてください。

その期間を過ぎると「残暑見舞い」として扱われます。

必ず、定められた期間を過ぎないように注意しましょう。

また経費として申告する予定であれば、どのような贈答品をどんな目的で購入したのかきちんと残しておきましょう。

経費の申告をする際には、税務署から確認されてもきちんと対応できるよう必要な情報をまとめておくことをおすすめします。

配送の場合、配送伝票も贈答品をきちんと届けた証拠として残しておきましょう。

また、「どんなものを贈ればいいかわからない」というときには、誰にでも喜ばれるものとして商品券、金券類を用意しようと考えることもあるかもしれません。

しかし金券は換金性が高いことから、ビジネスシーンでは脱税を疑われやすいという特徴があります。

贈ることで失礼にあたってしまう可能性もありますので、取り扱いに注意してください。

ビジネスシーンでおすすめの贈答品とは?

ビジネスシーンの贈答品で、特に「企業から、企業へ(お祝いや、今後のお付き合いを願って贈るもの)」であれば、社内皆が楽しめるものが良いでしょう。

例えば、個装になっている食べ物やスイーツです。

お中元などのシーンであれば、ゼリーなどのスイーツ類や、コーヒー、紅茶、ジュースなどが定番です。

これらは「社内みんなでいただく」「一人ひとり持って帰る」ということができるため、「誰かが一人占めする」ということになりにくいのが特徴です。

夏なら涼しげなもの、冬なら温かみのあるものなど季節感も踏まえて用意してみましょう。

このような食品の場合には、日持ちするものを選ぶことも大切です。

さらに遠方の企業へ送るのであれば、特産品のように「地域柄」のものを選んでも喜ばれるかもしれません。

同じ地域の企業など、幅広い相手に贈るのであれば定番の「あると嬉しいアイテム」を選びましょう。

使い勝手のいいステーショナリーやタンブラー類、フラワーギフト、カタログギフトなども喜ばれます。

まとめ

ビジネスシーンの贈答品は、相手との末永いお付き合いを祈って贈られます。

事業に関連があれば経費で用意できますので、相手の都合や好みにも配慮して準備しましょう。

多くの人に喜ばれる贈答品を用意したいときには、e販促ストアへご相談ください。

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